（ 2010/08/08） とっても

いい本を読みました。
誕生日プレゼントと頂いた本なのですが、
この方に頂く本は、意識の根っこを持っていくのです。
だから今回は、体調と時間が整うのを待って、
夏の夜のど真ん中にしんと一人で。

小さい頃から字の世界に浸るのが好きで、
物語でも何でも、浸ってしまうと物音も聞こえない、
食欲減退どころか、口もきけなくなるぐらいで、
放任主義の親にも心配されたぐらいだったのですが、
まあこの年になると、ね。
なんとか周囲にも気を配れるように多少はなりました。
成長した（笑）
その分、本の世界は覗くぐらいで、
自分を保ちすぎる弊害はあったのですが。

今日は久々に、いろんなことを排除して本の世界に浸ることができて、
とても気持ちよかった。
いっぱい笑って泣いて、でもやっぱり私は大人だから、
ちょっと皮肉に思うところもあって、
そういう風に思えるようになったことも嬉しくって、
目が覚めたときに、いい時間だったとしみじみしました。
世界は優しいと思えるのもとてもいいこと。
そうやって道筋をつけていくことで、
足がかりを作れることもあると思うのです。


拍手、ぱちぱちとありがとうございました！
今日読んだ本を少しでも盛り込めればいいなあと思いつつ、
本の世界から現実へよいしょと戻ってきます。
外は雷雨。
こんな夜は、本の世界を省みながら、朝まで飲んでみたいもんです。
酒はやっぱり、一人で飲むのが好き。