なんかいろいろと胸が痛い。
つづきから感想。
暴走しまくってるのでご注意を。
なんかもうほんと、いっぱいいっぱいなのです。
つづきから感想。
暴走しまくってるのでご注意を。
なんかもうほんと、いっぱいいっぱいなのです。
今週の本誌を読んでから、この三週間分を読み返してみると、
一護っていうのは自分の役割をよく知った男なのだなあ、と。
トリックスターであるということの意味をよく知って、その上で、人を信じるということができる男なのだなあと思った。
銀城っていうのは哀しい人だよね。
死神代行になるほどの力を得、その位置を得、
だけど虚の力が混ざってるってことで、信用されてなかったんだろう。
尸魂界においては、コマのひとつに過ぎなかったんだろう。
もしかして、虚の力を持ってしまった人間達を見つけて尸魂界に連れて行くとかそういうのも任務のひとつだったんじゃないかな。苦しい力を手放せさせて普通の人間として生きるため、とか、あるいは銀城のように居場所を見つけるため、とか、そういう理由で。
でも多分、銀城が連れて行った人々は処分された。
そういうこともあったんじゃないかな。
銀城は尸魂界を”裏切った”んだよね?
尸魂界が裏切ったのと同時に。
その理由って多分、自分のためじゃない。
だって自分は、ターゲットを”狩って”いればよかったんだもの。
唯々諾々と尸魂界のコマでありつづければ、命も地位も護れたはずだもの。
だけど、裏切った。
死神にも、死神代行にも成り切れなかった。
たぶん。
銀城は、尸魂界を変えたかったんじゃないかなあ。
それが掟だ、それが世界を護るためだという尸魂界の根幹の在り方のために創り上げられたシステムとその法。でもそれは四十六室というエゴを捨てきれない人々が創り上げた世界。だからそれを変えたかったんじゃないかなあ。
虚の力を持った人間だってちゃんと生きてる。
抹消対象なんかじゃないって。
でもそうするためには尸魂界に対抗できるだけの力を持たなきゃいけない。
一大勢力として、その存在を知らしめなければいけない。
そのために、一護の存在は都合よかったんじゃないだろうか。
人の痛みを知る一護だから、もしかして自分達のために力を貸してくれるかもという期待もあったんじゃないだろうか。
でも一護は。
たった一人で尸魂界の在り方を変えてしまった。
あの総隊長を動かし、隊長たちを動かし、霊圧を分け与えさせさえした。
おそらく、一護も銀城たちの同類、虚の力を持つ忌むべき存在。
なのに死神代行として、尸魂界のシステムのなかに正式な存在として認められた。
百万年の不変という世界の在り方を、根幹から覆した。
つまり、銀城の目的は達せられた。
もう闘う意味はない。
銀城は仲間が欲しかったんだろうなあ。
同じ力を持ってて。
お互い悩んでたりしても肩叩いて馬鹿笑いしたらそれで一日が終わるような、そんな仲間が欲しかったんだと思う。
月島たちは、仲間だけど同位置じゃないから。
銀城が護るべき人々だったから、多分、一護と会えてすごく嬉しかったと思う。と同時に悔しくもあったとおもう。なんで騙されてるんだって。お前、気をつけろよって。
だから。
わざわざ月島に記憶を差し替えさせたのかもしれないね。
じゃあ偽の記憶から覚めたとき、彼はどんなふうに世界を感じたのだろう。
寂しくなかったのかな。
辛くなかったのかな。
それとも、そんな瑣末で自分本位なことなど感じ取れないように、自分を設定しなおしてたのかな。だとしたらすごく哀しい。
記憶を差し替えられてるときのあの銀城は、多分、素だったんだろうね。
だから一護は、信じることができたんだと思う。
一護は、無駄に考えない賢さを持つ男だから、だから銀城の本質を肌で感じてたと思う。
だから裏切られたとき、あんなに苦しかった。
銀城は。
そして月島は。
銀城を中心に集まった人たちはこれからどうなるんだろう。
きっと銀城は、自分がいなくなったら彼らが─── 特に月島がどうなるかなんて分かってたはず。だから、一護に救われた今、本当はもう闘わなくてもよかったんだよ。だけどそこで敢えて闘ったのは、自分のためだと思いたい。背負ってきたものを捨てて自分自身に戻りたい、悔恨も含めて闘いたかったのだと思いたい。
最後だけは自分のために生きたのだと。
だから月島も、彼のためにいつか笑えるようになるといい。
一護っていうのは自分の役割をよく知った男なのだなあ、と。
トリックスターであるということの意味をよく知って、その上で、人を信じるということができる男なのだなあと思った。
銀城っていうのは哀しい人だよね。
死神代行になるほどの力を得、その位置を得、
だけど虚の力が混ざってるってことで、信用されてなかったんだろう。
尸魂界においては、コマのひとつに過ぎなかったんだろう。
もしかして、虚の力を持ってしまった人間達を見つけて尸魂界に連れて行くとかそういうのも任務のひとつだったんじゃないかな。苦しい力を手放せさせて普通の人間として生きるため、とか、あるいは銀城のように居場所を見つけるため、とか、そういう理由で。
でも多分、銀城が連れて行った人々は処分された。
そういうこともあったんじゃないかな。
銀城は尸魂界を”裏切った”んだよね?
尸魂界が裏切ったのと同時に。
その理由って多分、自分のためじゃない。
だって自分は、ターゲットを”狩って”いればよかったんだもの。
唯々諾々と尸魂界のコマでありつづければ、命も地位も護れたはずだもの。
だけど、裏切った。
死神にも、死神代行にも成り切れなかった。
たぶん。
銀城は、尸魂界を変えたかったんじゃないかなあ。
それが掟だ、それが世界を護るためだという尸魂界の根幹の在り方のために創り上げられたシステムとその法。でもそれは四十六室というエゴを捨てきれない人々が創り上げた世界。だからそれを変えたかったんじゃないかなあ。
虚の力を持った人間だってちゃんと生きてる。
抹消対象なんかじゃないって。
でもそうするためには尸魂界に対抗できるだけの力を持たなきゃいけない。
一大勢力として、その存在を知らしめなければいけない。
そのために、一護の存在は都合よかったんじゃないだろうか。
人の痛みを知る一護だから、もしかして自分達のために力を貸してくれるかもという期待もあったんじゃないだろうか。
でも一護は。
たった一人で尸魂界の在り方を変えてしまった。
あの総隊長を動かし、隊長たちを動かし、霊圧を分け与えさせさえした。
おそらく、一護も銀城たちの同類、虚の力を持つ忌むべき存在。
なのに死神代行として、尸魂界のシステムのなかに正式な存在として認められた。
百万年の不変という世界の在り方を、根幹から覆した。
つまり、銀城の目的は達せられた。
もう闘う意味はない。
銀城は仲間が欲しかったんだろうなあ。
同じ力を持ってて。
お互い悩んでたりしても肩叩いて馬鹿笑いしたらそれで一日が終わるような、そんな仲間が欲しかったんだと思う。
月島たちは、仲間だけど同位置じゃないから。
銀城が護るべき人々だったから、多分、一護と会えてすごく嬉しかったと思う。と同時に悔しくもあったとおもう。なんで騙されてるんだって。お前、気をつけろよって。
だから。
わざわざ月島に記憶を差し替えさせたのかもしれないね。
じゃあ偽の記憶から覚めたとき、彼はどんなふうに世界を感じたのだろう。
寂しくなかったのかな。
辛くなかったのかな。
それとも、そんな瑣末で自分本位なことなど感じ取れないように、自分を設定しなおしてたのかな。だとしたらすごく哀しい。
記憶を差し替えられてるときのあの銀城は、多分、素だったんだろうね。
だから一護は、信じることができたんだと思う。
一護は、無駄に考えない賢さを持つ男だから、だから銀城の本質を肌で感じてたと思う。
だから裏切られたとき、あんなに苦しかった。
銀城は。
そして月島は。
銀城を中心に集まった人たちはこれからどうなるんだろう。
きっと銀城は、自分がいなくなったら彼らが─── 特に月島がどうなるかなんて分かってたはず。だから、一護に救われた今、本当はもう闘わなくてもよかったんだよ。だけどそこで敢えて闘ったのは、自分のためだと思いたい。背負ってきたものを捨てて自分自身に戻りたい、悔恨も含めて闘いたかったのだと思いたい。
最後だけは自分のために生きたのだと。
だから月島も、彼のためにいつか笑えるようになるといい。
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